【完全解説】『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』あらすじ・見どころ・登場人物・シリーズとのつながりまで徹底紹介!

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世界的大ヒットシリーズ「ミッション:インポッシブル」の第4作目として、2011年に公開された『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(原題:Mission: Impossible – Ghost Protocol)』。
主演はもちろんトム・クルーズ、監督は『Mr.インクレディブル』や『レミーのおいしいレストラン』で知られるアニメ畑出身のブラッド・バード。実写映画は本作が初監督作ながら、圧倒的な演出センスとスピード感で観客を魅了しました。

本作ではIMF(インポッシブル・ミッション・フォース)が“組織としての支援を断たれた状態”での孤立無援ミッションに挑むという、シリーズで初めて「国家の庇護なき任務=ゴースト・プロトコル」が発動されるなど、物語構造にも革新が見られます。

映画『M:I-4/ゴースト・プロトコル』基本情報

公開:2011年(日本公開:2011年12月)監督:ブラッド・バード

主演:トム・クルーズ

音楽:マイケル・ジアッキーノ

上映時間:132分

M:I-4/ゴースト・プロトコル とは?

20011年公開の本作品は、監督をブラッド・バードを迎え主要キャストは3作品目を引きつぎつつ、MARVEL作品でも人気のウィリアム・ブラントがキャストとして合流し制作されました。

本作の特徴は、「ミッションインポッシブル」シリーズで最も有名な作品です。前記ウィリアム・ブラントにレア・セドゥなどの人気俳優を多数迎え、前作までを超える迫力のスタントなどから国内のテレビでも何度も放送されました

あらすじを紹介! 

国家に見捨てられたスパイたちの“亡命任務”

物語は、IMFの諜報員トレヴァー・ハナウェイがブダペストで任務中に殺害される場面から始まる。奪われたのは“ロシアの核発射コード”。背後には、“コバルト”というコードネームを持つ正体不明のテロリストがいると推測される。

一方、イーサン・ハント(トム・クルーズ)はロシアのモスクワ刑務所に収監されている。IMFは極秘任務のため、ルーサー・スティッケルと新人エージェントのベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)を送り込み、彼を脱獄させる。目的は、クレムリン宮殿にあるファイルから“コバルト”の正体を突き止めること。

しかし作戦中、何者かの妨害でクレムリンが大爆発。ロシア政府はこれをアメリカのスパイ行為と断定し、米露間に一触即発の緊張が走る。IMFは全面否定するが、国際的圧力の高まりを受け、ホワイトハウスは**「ゴースト・プロトコル」を発動**。つまり、「IMFの存在は公式には否定され、全てのサポートは停止される。任務を続行する場合は自己責任で行え」という、最も過酷なミッション命令が下される。

イーサンは、IMFエージェントのジェーン・カーター(ポーラ・パットン)と合流し、さらにアナリストという肩書きのウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)を含む即席チームを編成。コバルトの正体が**カート・ヘンドリクス(ミカエル・ニクヴィスト)**というスウェーデンの元物理学者であり、核戦争を“人類進化”の手段と考える狂信者であることを突き止める。

チームはドバイのブルジュ・ハリファ(世界一高いビル)での壮絶な潜入作戦を敢行し、核ミサイル発射コードの取引を阻止しようと試みる。イーサンは高層ビルの壁面を素手でよじ登る命懸けのアクションを披露。一方、取引の裏には“顔の入れ替え”や複数の裏切り者の影が絡んでおり、状況はますます混迷を極めていく。

最終的に、核ミサイル発射のカウントダウンが現実のものとなり、舞台はインド・ムンバイへ。限られた時間、限られた装備の中で、国家の支援もない中、イーサンたちは人類滅亡の危機を阻止できるのか。

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みどころ紹介

M:I-4/ゴースト・プロトコルには、前作同様にみどころが沢山ありますが、本編を見てるだけではきにならないポイントを紹介!

見どころ①:ドバイのブルジュ・ハリファ登頂シーン

本作最大の見せ場であり、シリーズ史上最も有名なアクションのひとつが、ドバイの超高層ビル“ブルジュ・ハリファ”を素手でよじ登るシーン。トム・クルーズ自身が実際に命綱1本で撮影したことで話題となり、そのスリルと緊張感は映像を通して観る者の手に汗を握らせます。

この場面は、単なるスタントの凄さだけではなく、「変装道具の不調」「タイムリミットの接近」「他チームとの連携」といった”ミッションインポッシブルらしさ”の多い複数の緊張要素が組み合わさっており、シリーズ屈指の名シーンに仕上がっています。

見どころ②:国家の後ろ盾なきミッション=“ゴースト・プロトコル”

『M:I-4』の大きなテーマは、“国家の庇護がない中でのミッション”です。敵の策略にはめられたIMFが存在を否定され、国からの支援も撤回された中で、それでも使命を果たそうとするイーサンたちの姿は、まさに「正義とは何か?」を問う展開。

物資も情報も限られ、敵の方が常に一枚上手という状況の中で、チームは独自の判断で任務を遂行していきます。その孤立無援感が、観る者に緊張感と臨場感を与えます。

前作と繋がりはある?

M:I-4/ゴースト・プロトコルは前3作品からミッションが続いていることはなく、単体のミッションに挑戦する映画ですので、3から視聴を始めても楽しめます。(実際にテレビ放送でも単体が多数)主要キャラクターのベンジーやルーサーなどの主要キャラクターは第1作(1996年)から続投ですので、1から見ている方がメンバーの雰囲気がつかみやすいです。

まとめ

シリーズを加速させた超進化作!“今後のM:Iストーリー”の原点

『ゴースト・プロトコル』は、シリーズの魅力であるスパイアクションに、「チームプレイ」「国家なき任務」「現代的脅威」といった要素を加え、大きくスケールアップさせた作品です。
トム・クルーズ自身の限界挑戦スタント、壮大な国際ロケ、緻密なプロット、魅力的なチーム構成…。どれを取っても一級品。

そして本作をきっかけに、この先のM:Iシリーズは単発のアクション映画から、“継続して観たくなるストーリー性を含んだ”としての進化を遂げたとも言えます。

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