世界を動かす“雇用パワー”はどこに?世界で最も従業員数の多い企業ランキング【2025年版】

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世界で有名な企業と言えばGAFAが上がると思いますが、従業員数の多い会社ってご存知ですか?今回は、業界のジャンルに囚われずに民間企業のみで世界ランキングをまとめました。

TOP10はこの企業

世界第1位はアメリカのウォルマートです。2位もアメリカの企業が続き、人口の多い中国は3位のBYD(自動車メーカー)で初登場。小売業やサービス業の、人手の必要な大企業がやはり従業員数が多くなるようです。

順位企業名従業員数(基準時点)出典
1ウォルマート約2,100,000人(FY2025)公式ニュースリリース。「世界で約210万人のアソシエイト」明記。 (Walmart Corporate News and Information)
2アマゾン1,556,000人(2024年末)年次開示集計(Macrotrends)。 (Macrotrends)
3BYD968,900人(2024年12月末)年次報告ベースの集計。 (StockAnalysis)
4フォックスコン(鴻海)約826,608人(直近集計)※繁忙期には約90万人に達する旨を会社サイトが明記集計サイト/会社サイト双方を確認。 (企業時価総額, honhai.com)
5アクセンチュア774,000人(FY2024年末)公式ファクトシート。 (newsroom.accenture.com)
6フォルクスワーゲン646,501人(2024年12月末・“アクティブ従業員”)年次報告(人員ページ)。 (Volkswagen Group Annual Report 2024)
7タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)607,979人(2025年3月末)公式リリース(Q4/FY25)。 (TCS)
8コンパス・グループ約580,000人(2024年年次報告記載「約58万人」)年次報告サイト。 (Compass Group Corporate Website)
9DHLグループ(ドイツポストDHL)573,100人(2025年上期末。前年末は591,172人投資家向け「Key Figures」。 (DHL Group)
10JD.com(京東)約570,000人(2024年12月末)会社IRリリース(FY2024決算)。 (ir.jd.com, GlobeNewswire)

各企業の特徴を紹介!

世界1位から順番に企業ごとの特徴を確認していきましょう。

1.ウォルマート(Walmart)

従業員数:約210万人/業種:小売(米国)
世界最大の小売企業であり、同時に世界最大の民間雇用企業。スーパーマーケットからディスカウントストアまで幅広く展開し、アメリカ国内のみならず、メキシコ、カナダ、チリ、中国など国際的にも事業を拡大。安価で豊富な品揃えにより、多くの人々の日常生活を支えています。その雇用規模は国家級であり、現代社会の消費を支える象徴的存在です。

2.アマゾン(Amazon)

従業員数:約156万人/業種:EC・物流・クラウド(米国)
オンラインショッピングの代名詞とも言えるアマゾン。膨大な物流センター網と倉庫従業員、さらにAWS(Amazon Web Services)をはじめとするクラウドサービスのエンジニアによって支えられています。ブラックフライデーや年末商戦では従業員数がさらに増加することもあり、テクノロジーと物流を融合させた“現代の商業インフラ”を築いています。

3.BYD(比亜迪)

従業員数:約97万人/業種:自動車・EV製造(中国)
中国の電気自動車(EV)メーカーとして急成長を遂げたBYD。バッテリー技術を強みに、世界のEV市場をリードし、トヨタやテスラと並ぶ存在へ。自動車製造だけでなく、バッテリー、電動バス、再生可能エネルギー分野にも進出しており、中国国内の巨大雇用を支える一大企業です。

4. フォックスコン(Foxconn/鴻海精密工業)

従業員数:約82万人/業種:電子機器製造(台湾)
iPhoneをはじめとするApple製品の組み立てを担うことで有名な受託製造大手。世界各地に工場を構え、アメリカ、日本、欧州にも進出。中国国内工場の労働力規模が非常に大きく、一大雇用主となっています。テクノロジー業界の“縁の下の力持ち”として世界のサプライチェーンを支えています。

5. アクセンチュア(Accenture)

従業員数:約80万人/業種:IT・コンサルティング(アイルランド/米国発祥)
世界中でデジタル変革や経営コンサルティングを支援するプロフェッショナル企業。クライアントは大手多国籍企業から官公庁まで幅広く、戦略策定からシステム導入、運用まで総合的にカバー。従業員は世界120カ国以上に分散しており、“グローバルに働ける”代表的なホワイトカラー大企業です。

6. フォルクスワーゲン(Volkswagen Group)

従業員数:約66万人/業種:自動車(ドイツ)
ドイツを代表する自動車メーカー。VW、アウディ、ポルシェ、ランボルギーニ、ベントレーなど多数のブランドを傘下に持つ巨大グループです。欧州を中心に生産拠点を持ち、世界的な自動車産業の雇用を支えています。電動化戦略を進める中で、EV・バッテリー工場の新設に伴い雇用規模も拡大中です。

7. タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)

従業員数:約61万人/業種:ITサービス(インド)
インド最大のIT企業であり、世界的にもトップクラスのソフトウェアサービス企業。アウトソーシングやシステム開発を強みとし、欧米の企業を中心にIT支援を行っています。インドの高度人材を活用したビジネスモデルにより、近年は世界規模でのプレゼンスを急速に高めています。

8. DHL グループ(Deutsche Post DHL)

従業員数:約60万人/業種:物流・郵便(ドイツ)
ドイツ郵便を母体とするグローバル物流企業。国際宅配便、航空貨物、郵便など幅広い物流サービスを展開。特にEC市場の拡大に伴い、国際配送需要が急増しているため雇用規模も拡大。欧州発の物流インフラとして世界中の人と物をつなぐ重要な存在です。

9. コンパス・グループ(Compass Group)

従業員数:約58万人/業種:フードサービス(英国)
世界最大のケータリング・食堂運営会社。学校、病院、企業、イベント会場など、あらゆる場所で食事を提供しています。一般消費者には直接馴染みが薄いですが、実は裏側で“食”を支える巨大な存在。特にイギリスやアメリカでの雇用規模が非常に大きく、グローバル展開も積極的です。

10. JD.com(京東/Jingdong Mall)

従業員数:約57万人/業種:EC・物流(中国)
中国の大手EC企業で、アリババに次ぐ規模。独自の物流網を整備しており、都市部から地方まで迅速な配送サービスを展開。従業員の多くは物流・倉庫部門に従事しており、アマゾンの中国版とも呼ばれる存在です。近年は自動化やAI活用も進めており、テクノロジー企業としても進化中。

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