AIによってできることが増えており、趣味、仕事、就活など様々なAIが活躍しています。
最近では人気分野であるAIイラスト。
Stable Diffusionを筆頭に日々様々なイラストが生成されています。
「始めてみたいけど、何を買っていいか分からない…」
そういった方のために今回は、オススメのパーツをまとめてみました。
CPU
AIイラストの生成はグラフィックの生成であり、基本的に名前の通りグラフィックボードで行うため、あまり重要ではありません。
intel Corei5 13世代・AMD Ryzen5 7000番代 を最低ラインとして考えてください。
ただし、高性能GPUを使う際にはボトルネックを起こさないために、CPUもより高性能のものを使用してください。
簡単なイラストではCPU性能での差は実感ありませんが、複雑なイラストになるほどCPUとGPUの相性によって、露骨な処理性能の差が現れます。
性能重視ならコレ! Core i7 13700KF
安さ重視ならコレ! Core i5 13400F
マザーボード
Ryzenでは問題ありませんがintelのCPUは世代ごとに対応するマザーボードが違うため、注意しましょう。また、ATX+○○でサイズが分かるため確認して購入してください。
特にケースサイズによっては、マザーボードが入らない可能性があります。
ATXならコレ!
ASUS ROG STRIX Z790-F GAMING WIFIは信頼と安心のASUS性ハイエンドマザーボード。
DDR5にも対応しており、PC処理性能を加速させます。
microATXならコレ!
ASUS PRIME Z790M-PLUS D4-CSMは希少な13世代のmicroATXです。
コンパクトケースなら、コレ一択です。ただし、メモリはDDR4になります。
メモリ
公式でもアナウンスされている通り、最低でも16GBは用意してください。
自分の指定したキャラを生成するためのLora学習など高負荷作業をする場合には、32GB以上用意するようにしてください。
DDR5ならコレ!
CORSAIR CMH32GX5M2D6000C36はDDR5 32GB 6,000MHzのハイエンドメモリです。
高性能がいいけどどうしようってなったら、とりあえずコレ買っておけって感じです。
DDR4ならコレ!
CFD PC4-25600は名古屋に本社を構える国産メーカーのメモリです。RGB装飾など無駄なものを排除したメモリで、安く組むなら持って来いです。
グラフィックボード
AIイラストにおいてグラフィックボードの性能は一番重要になります。
※RadeonシリーズはAIの最適化されていないため、GeForceを使用してください。
GPU(グラフィックボード内のCPU:頭の良さ)
→低いと時間がかかるが生成できる。
VRAM(グラフィックボード内のメモリ:処理性能)
→低いとそもそも生成できない。
VRAMが6GB以下では起動不可やエラーが発生する為、最低でも8GB以上、理想では12GB以上を用意するようにしましょう。
現在では4070シリーズが一番コスパが良いと思います。
最高性能ならコレ! NVIDIA GeForce RTX4090
通常のグラフィックボードシリーズでは一番高性能の4090、とにかく高グラフィックのイラストを作成したい人にはオススメ。向こう5年は買い替えの心配もありません。
コスパ最強はコレ! NVIDIA GeForce RTX4070
値段とグラフィックボードの性能を両立させたコスパ最高は4070になります。
4060は性能が微妙、4080になると値段が高すぎる中で、バランスが取れているのは4070です。
SSD
保存先ですが、SSDで確保しましょう。
SSDは耐久性が…なんていうのは過去の話です。普通の使い方してれば早々壊れません。
処理性能でいえばNVMe>SATAですが、処理が速い分熱を持つので排熱や冷却はしっかりしましょう。
AIイラスト(例:Stable Diffusion)では、本体6GB+モデルファイル3~5GB/一個なので、
最近の製品容量であれば余裕です。
性能重視ならコレ!
NVMe SSD PCIe4.0といった速いとしか言いようがないメモリです。
容量も2TBと申し分なく、性能重視しているなら上位候補の製品です。
値段重視なコレ!
値段重視ならSATASSDの1TBの購入をオススメします。
SSDであれば、HDDより格段に早く処理を行う上で安いのでコスパは十分です。
冷却パーツ
AIイラストは比較的高性能パーツが必要になります。
高性能=熱を持つということなので、冷却はしっかり行ってください。
半導体は熱に弱く、中途半端な冷却では急にPCが起動しなくなるかもしれません。
CPUに巨大ファン・殻割りやメモリにヒートシンクなどできるだけ惜しまないようにしてください。
CPUファン DeepCool Assassin Ⅲ
オススメはAssassin Ⅲです。巨大ファンで冷却性に優れています、ライバルとなるNoctuaのNH-D15を使用していましたが、数年で故障したのでこちらをオススメしています。
まとめ
本日はAIイラスト(特にStable Diffusion)を使用するにあたってオススメのPCパーツを紹介しました。
自分PCであれば、市販PCより高性能や無駄を省いた物を作ることができます。
AI用のPC購入を考えている方は是非参考にしてみてください。
作成が面倒くさい方はこちらがオススメです。
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