日本国内にはバーガーチェーン店舗は15種類・総計6,500店舗以上(2024年現在)あり、日々様々な新メニューなどで賑わいを見せています。
今回は、そんなハンバーガーのチェーン店舗に絞りオススメをランキング形式で紹介していきます。
10位:ドムドムバーガー

日本初のバーガーチェーン店舗として1970年にオープンしたドムドムバーガーは、ゾウのキャラクター「どむぞうくん」が特徴です。定期的に期間限定で発売される丸ごとカニバーガーは根強い人気があり、発売期間中は県外から訪れる人もいるほど。
ランキングで10位の理由は日本発祥ということもあり、ハンバーガーが小ぶりなサイズになっていることです。特徴的なメニューがある中で、アメリカ式バーガーのボリュームとパンチのある味付けに対して印象が薄くなりやすい点があります。(薄味やサイズ感は人によっては非常に食べやすいと思います。)
また、ポテトが弱いように感じました。ロッテリアと似た食感・味付けになっており、これは冷凍食品のポテトと同じでオリジナリティにかけています。個人的には、ポテトが弱い部分でこの点数になっています。
9位:ロッテリア

こちらも国内発祥の老舗バーガーチェーン店舗のロッテリアは、最近ではゼッテリアといった新しい取り組みに取り組んでいます。エビカツとタルタルソースを組み合わせたエビバーガーは、日本人の胃袋を掴むこと間違いありません。
期間限定の”肉の日”キングバーガーもビックマックと同様程度のサイズで、第一印象は小さく感じるかもしれません。ただ、国内発祥店舗なだけあり、ソースは非常に美味しいです。
ロッテリアのランキング順位は、ドムドムバーガーと同様にバーガーが小ぶりでポテトが弱い点が大きいです。1順位上の理由は店舗数からのアクセスしやすさと、ゼッテリアといった新しい取り組みにです。
8位:ウェンディーズ・ファーストキッチン

サントリーグループ発祥の「ファーストキッチン」が米ウェンディーズの日本法人に買収されて誕生した店舗で、現在はアメリカンバーガーを基本に、照り焼きやタピオカを主とした日本人向けメニューなど、ファーストキッチン系譜の強さを活かした品揃えになっています。
モバイルオーダーは可能ですが、アプリを推奨します。Webサイトでも可能ですが、エラーしやすく注文後に自分の番号が分からなくなることがあるので注意。オススメは「ウェンディーズベーコンエッグバーガー」です。冷めても美味しく、テイクアウトしやすい商品なのポイントです。
7位:ケンタッキー・フライド・チキン

KFC(ケンタッキー・フライド・チキン)は米発祥のフライドチキン店で、カーネルサンダースが有名です。メイン商品のフライドチキンを挟んだバーガーは非常に美味しく、チキン系バーガーにおいては1~2番を争う程です。
対して、バーガーメニューは価格の割に小ぶりなサイズになっており、バーガーセット+チキンを販売したいように感じます。バーガーはクリスプとは別物なので、可能な限り出来たてで食べることをオススメします。
第6位:モスバーガー

モスバーガーは日本発祥のバーガーチェーン店舗で、全ての商品を注文が入ってから調理しています。素材感の強いメニューが特徴で、野菜感の強いメニューイメージが強い人も多いと思います。
国内メーカーとしては値段が高く、提供までに時間からマックに客を取られることも。
1番のオススメはバーガーよりもモスチキンです。提供直後はよくある薄いフライドチキンですが、冷めた状態では他のフライドチキンよりも美味しいため、食事までに時間がかかる場合などにオススメです。
第5位:シェイクシャック(Shake Shack)

Shake Shackはニューヨーク発のハンバーガーショップで、高級ブランドとして販売しています。
添加物を極力省いたレシピで、素材の味を楽しんでもらうことを目的としています。ナチュラル志向の他ブランド(モスやフレッシュネス)と違い、和牛メインといった肉感を強く味わうことができることが特徴です。
味の評価は全体的に高く、店舗の内装もこだわりを感じることができるブランドとして売り方が上手です。高級ブランドにありがちな、店員の態度が悪い部分が玉に瑕なことと、添加物の排除に重きを置いている分、持ち帰りで冷めると味がかなり落ちてしまいます。
第5位:ショーグンバーガー(Shogun Burger)

ショーグンバーガーは、国内の高級バーガーブランドです。JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP初代チャンピオンなだけあり、しっかりとバーガーが美味しいです。国産素材をふんだんに使用したバーガーは、提供と同時に溢れ出す油対策のポリ手袋を渡されるほど。
さらに、ドリンクバーがジュースを飲み放題や淡路島産玉ねぎのトッピングを追加できたりと、自分の思うようにバーガーを楽しむことができます。ただ、ランチとしてバーガーを楽しむには価格が高いことと、店舗量がまだ十分でないことが残念なポイントです。
第4位:クア・アイナ(KUA`AINA)

クアクイナは、ハワイ発のプレミアムバーガーブランドです。メニューから店舗までハワイを感じるブランド感に、丁寧に食べても零れ落ちる具材にアメリカ式を感じる。簡単に異国を味わうことのできる楽しい店舗です。
バンズの種類から様々なカスタマイズができ、自分好みのハンバーガーを味わうができます。ポテトは木皿の上にあり、自分でケチャップやマスタードをかけるスタイルでとにかく自分好みを優先できるアメリカ式の店舗ですが、一時期の閉店もあり店舗が少ないのでアクセスが悪いのが残念。
第3位:フレッシュネスバーガー(Freshness Burger)

フレッシュネスバーガーは、ほっかほっか亭創業者が渋谷で創業した国内ブランドです。海外版のモスバーガーと思われがちですが、実際にはどちらも国内発祥の自然志向のバーガーブランドです。ターゲット層をフレッシュネスは高めに設定しており、様々なメニューを楽しめます。
高めなターゲット層なだけあり、バーガーの素材感や価格は全体的に高めです。オススメは塩レモンチキンバーガーで、ハンバーグ系のバーガーよりも肉感や味付けが強くふんだんな野菜とマッチしています。期間限定メニューの味付けが残念なことが多いことがマイナスポイントです。
第2位:マクドナルド(McDonald’s)

マクドナルドはアメリカン発祥のブランドで、世界で知らない人はいないといっても過言ではない人気店舗です。世界初のシステム化したバーガーショップで、ファストフードの王様とも言える低価格と提供の速さだけではなく、豊富なメニュー量と安定した美味しさが人気の秘訣と考えられます。
ドライブスルーを思うと出てくるバーガーショップはマクドナルドかモスバーガーというくらい、提供が早いマクドナルドですが、やはりビックマックセットが一番安定しています。腹7分目程度のボリュームで満足できる味付けに、提供の速さと価格といった非常にバランスが良いメニューです。サムライマックのBT肉厚ビーフを終了したことは許してません。
第1位:バーガーキング(Burger King)

バーガーキングはアメリカ発祥の特大バーガーが人気のブランドです。日本法人の運営はこれまで4回変わっており、その度に店舗の増減を繰り返してきました。直火焼きのハンバーグに絶対的な自身を持っており、ハンバーグ単体や米とハンバーグといった、ハンバーガーショップとは思えないラインアップが特徴です。
メニューは全て自慢の肉感を味わえるようになっており、食後の満足感が非常に高いです。ポテトも美味しく、ドリンクのテイクアウトはカップシーラーで零れる心配のない配慮までされています。オススメはワンパウダーシリーズです。高価格ですが、他ブランドでも、他メニューでも味わえない圧倒的肉感を喰らうハンバーガーです。バーベキューのワンパウダーが特に美味しいです。



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