NVIDIA製グラフィックボード4060tiシリーズですが、最上位モデルとして4060tiが存在します。
こちらは以前、AIイラスト作成においてコスパ最強と紹介したグラフィックボードですが、ボトルネックや電力などを考慮した、4060tiベースで自作するPCパーツを紹介します。
4060ti 16gbのスペックを再確認
現在GeForce RTXシリーズのフラグシップモデルである40+シリーズ。
その中でエントリーモデルの4060のゲーミングモデルです。
GRAMメモリ容量が優秀!
4060tiには2種類あり、1つ目が8GBモデル、2つ目は16GBモデルです。
現在、RTXシリーズでGRAMが16GB以上あるのが、「4090」「4080」「3090」のトップグレード3種類に加えて4060tiの4種類のみです。
RTXでコスパ最強
4060ti16GBのメーカー希望最小価格は88,800円~です。
4090が29万8000円、次点の4080が16万4800円、3090は109,800円の希望小売価格での販売だったことを考えると、10万円以下で16GBを持つグラフィックボードを購入できるのは非常に嬉しいですね。
4060tiに最適なPCパーツはコレ
CPU
CPUとGPUの組み合わせには、ボトルネックを考慮する必要があります。
ボトルネックとは
CPUとGPUのボトルネックは、一方のコンポーネントが他方より性能が劣ることで全体のパフォーマンスが制限される現象です。高性能なGPUを持つシステムでCPUが遅い場合、またはその逆の場合に発生します。他パーツでも発生しますが、CPUとGPUで基本的に扱われます。
最適なCPUは?
i7の13世代かi5の13~14世代がボトルネック等を考慮した上で、最適のCPUになります。
最も高いパフォーマンスを出せるのはi5-14600Kです。
マザーボード
上で紹介した、i5-14600Kはマザーボードの規格がLGA1700と言われる型番になります。
Intel製マザーボードには区画とサイズがあります。
Zシリーズ | フラグシップモデル、K付きCPUのオーバークロックに対応していて、PCI-Expressレーンも多いです。 |
Hシリーズ | 一般的なモデル、USBのポートも十分で後々の拡張性もあります。 |
Bシリーズ | ビジネスモデル、必要最低限のポート数で、モニター・マウス・キーボードでUSBポートが埋まる場合があります。 |
Extended-ATX | 通常サイズのATXを拡張したモデル、メモリ搭載可能数が8枚だったり水冷機能が付いていたりと、幾つかの機能が付いています。 |
ATX | 通常サイズのマザーボード、一般使用のPCでは十二分の性能をしています。ただし、ATX以上はPCケースのサイズに注意が必要です。 |
Micro-ATX | 小型のマザーボード、ミニPCケースに入るサイズ感ですが、メモリスロットも2枚以上あったりと、最低限快適にPCを動かす性能を積むことができます。 |
電源
電源は余裕のある電源容量を選ぶようにしてください。
電源容量に対して、使用量が50%を超えてくるとパフォーマンスが低下し、さらに限界に近づくとPCのが起動しなくなる場合があります。
4060ti搭載PCの推奨容量は550Wとなっているので、850Wあると安心して使用できます。
電源には80 PLUS~80 PLUS Titaniumの6ランクがあり性能が電源変換率などが変わります
80 PLUS Gold以上を選択しておくと、安心できます。
まとめ
今回は2023年8月に発売したのRTX4060ti 16GBの組み合わせを紹介しました。
最近、何かと話題のAIイラストですがこれから挑戦しても決して遅くありません。
どうせ始めるなら快適に使いたいですよね。是非参考にしてください。
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