ロードスターの乗り心地、良い・悪い?マツダ産ヒット車の快適性を解説

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マツダ ロードスターは、そのスタイリッシュな外観とコンパクトオープンスポーツカーといった、要素を詰め合わせた車で世界一売れたオープンカーとしてギネス登録されています。

しかし、時に「乗り心地が悪い」との声も聞かれますが、マツダの車は乗り心地においても一定の評価を受けています。この記事では、ロードスターの乗り心地についてその真実に迫ります。

ロードスターってどんな車?

ロードスターは1989年にNA型(初代)が発売され、現在ではND型(5代目)となっている35年の歴史を持つ、マツダのヒット商品です。そもそも、ロードスターはオープンカーの種類を指す言葉であり、屋根が開いている状態がデフォルトのオープンカーのことを指していましたが、現在ではロードスターと言えば、マツダの車のことを指すようになりました。

ロードスターの設計構想

マツダ ロードスターは、1989年の誕生以来「人馬一体」という設計哲学の下で開発されており、車とドライバーが一体となる運転体験を目指しています。特に、運転手の思い通りに操れるハンドリングや運転時に路面を感じ取れる直感的なフィードバックにおいて顕著です。

このようにドライバー中心の設計が、ロードスターがオープンスポーツカーとして長年にわたり愛され続ける理由の一つです。

ロードスターの構造

ロードスターの構造は、軽量化と剛性のバランスを極めて高いレベルで実現しています。フレームは軽量ながら高い剛性を持つ素材を使用しており、これによりシャープなハンドリングと優れた加速性能を提供します。

サスペンションは、スポーツ走行を念頭に置いた設計で硬めに調整されていますが、日常使用においても十分な快適性を保ちます。マツダのペダル位置と配置にはこだわりがあり、ホイールに左右されないペダル位置は、緊急時においても安全性を提供します。

ロードスターの乗り心地は?

ロードスターはライトウェイトスポーツカーならではの乗り心地で軽快に街中を走ることができます。
1.5Lでは最大出力158psのエンジンで、ある程度の速度で高い回転数を楽しむことが可能、2Lエンジンでは最大出力184psで小型とは思えない力強さを体感できます。

一時期、BMWのデザイナーを採用していたほどスポーツ・ハンドリング性に重点を置いているマツダは、全車種足回りを固く、ボディ剛性を高くセッティングしています。

視界が悪いと感じる人も

ロードスターのようなスポーツカーは低床設計が基本です。ミニバンや軽自動車と違い、速度を出した上での運動性能に重点を置ているため、重心を低くし向かい風の受ける量を少なくしているためです。

運転手の視点が低いと地面が近く、同じ速度でも体感スピードが速くなり恐怖心がまします。また、バスやSUVなど背の高い車のヘッドライトが視線の正面に来るため、夜間の視界が非常に悪くなる場合があります。慣れていない人には、視界の悪さから乗り心地が悪く感じるかもしれません。

足回りの硬さと乗り心地

足回り(タイヤとバネ部分)のセッティングは、硬いほどスポーツ性能が高く乗り心地はゴツゴツと道路のちいさい段差の振動を受けたり、ロードノイズを拾ったりします。人によってはこの部分にストレスを感じてしまう人もいます。

ロードノイズ発生の理由はコチラ

当ブロブではNVHの一種、ロードノイズの発生原因と対策方法についても紹介しています。

エンジンパワーに注意

車の最高出力や加速力が弱い場合、高回転域のエンジン音を楽しめる反面、速度を出すまでに時間がかかり運転にストレスを感じてしまいます。これは、合流時や信号待ち後の発進などで思う通り車を動かせない場合があります。

エンジンの馬力にはエンジン自体の構造に加えて、排気量も大切になります。ロードスターなNAの1.5Lと2Lのエンジンが用意されており、快適性や運動性は2Lの方が高くなります。見た目のみや維持費に重点を置いてる人は1.5Lのモデルをオススメします。

ロードスターの特徴まとめ

ロードスターはデビュー時から世界中を圧巻し、世界一売れたオープンカーとして人気があり手軽に手を出しやすい反面、ライトウェイトスポーツカーとしての特性を理解していないと快適性に不満を感じる場合があります。

高いスポーツ性を求め、固く軽快な走りと高い操舵性にセッティングされたロードスターはその車格でも、他のスポーツカーと肩を並べることができます。オープンスポーツカーを求める方にこそオススメのこの車について、当ブログでは他の記事を読むことができます。

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