ここ10年近く流行り続けているSUVですが、道なき道を走破するクロスカントリーから乗降性の高い都市型SUV(クロスオーバー)が主流に変わっていきました。都市型では、従来のシンプルゆえの整備性や剛性よりも空力やデザイン性に重点を置いた意匠になっています。
今回はそんな流行の中で昔ながらの見た目に近い、ゴツゴツカクカクとしたSUVの現行車を紹介していきます。カッコいいSUVを知りたい人はぜひ参考にしてください。
ランドクルーザー
SUVの王様、「どこへでも行き、生きて帰ってこられる」をコンセプトに圧倒的な走破性と整備性を誇るランドクルーザーシリーズ。納車が2〜4年待ちで受注停止になるほどに世界中で人気の車です。世界最難関のラリー「パリダカール」でも結果を残し続ける最強の車です。
高級感が高く走る喜びを知ることができるLC300と、見た目のゴツゴツ感に対して300よりも都会はのLC250の2種類があります。生産台数が非常に少なかった、The LandcruiserのLC70も再再販がありましたが、走破性は過去の70に比べると劣る見た目のランドクルーザーでした。
ジムニー
軽自動車だけど本格クロスカントリーといった。SUZUKIの人気車種のジムニー。小さいけど力持ち、カブトムシのような車は、軽自動車とは思えない走破性の高さと自分好みのカスタム性の高さから人気が高いです。また、普通車版のシエラやタイ専売の5ドアなどに様々な大きさを揃えています。
RAV4
新人消防士が買う車No.1のRAV4。ハリアーの兄弟車でモノコックボディから乗り心地を重視した車ながら、そのオフロードチックな見た目から人気は衰えることを知りません。ハリアーよりも本体価格が70万円近く低く買いやすいことも人気のポイントです。
Gクラス
クロスカントリーの高級車といえば必ず名前の上がるGクラス。軍用車として使用されていたGクラスシリーズの現代車です。メルセデスベンツの持つ高級感をクロカンに落とし込んだことで、高い走破性のために本来犠牲になるはずの高い快適性があるのが特徴です。車格の割に、視点の高さと車体の四角さから意外と運転しやすいのもポイントです。
ラングラーRUBICON
外車でオフロードを走るならと誰もが認めるJeepのラングラー。中でもRUBICONは走破性を求めた最上級グレードで、簡単に川下りが出来てしまうほどの性能を誇ります。パイプチックなボディに軽量化のために取り外し可能な屋根など、とにかくアウトドアを楽しめる至高の車です。
ブロンコ
小型SUVで可愛らしさすらある見た目とは裏腹に高い走行性能を持つFordno Brocnco。1966〜1996年まで製造されていたブロンコは、昔ながらの角ばったデザインとアメ車ならではの雰囲気でカッコよくまとまっていたが、2021年に復活したブロンコは現代的でシンプルさの中に伝統を感じさせる綺麗な仕上がりとなっています。
ディフェンダー
かつてのラダーフレームからモノコックへ変化しても走破性は変わらないランドローバーディフェンダー。時代と共にモノコックへと変化し高い快適性を持つ車となっている。特徴的なミニマムなデザインに圧倒的高級さは、誰が乗っても文句が出ない程。
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